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生存率ってなんだろう?

私が乳がんになったとき、これから先何年生きられるか、それが最大の関心ごとでした。

図書館で開いた、著名な先生の本に「乳がんの場合、リンパ転移が4以上は、2年以内に再発する確率が80%」、なんて驚異の確率が載っておりました。

これを見て、安泰な精神でおられる人なんて、普通はいないでしょう。

私も取り乱して、夫のちょっとした言葉にも敏感に反応して、嘆き泣き、自分の不幸を悲しみました。(私は11個のリンパ転移)

 

それが、ただいま乳がん術後8年目に突入しています。

この先生にもしお尋ねしたら、「あなたは残り20%に入った幸運な方」とでも言うのでしょうか?

重い言葉を吐く人は、必ずとか強く聞こえる言葉は避けて欲しい、それで戸惑う人のいかに多いかということを知って欲しい、そう思います。

ステージが高くても、意外に元気で長生きしてる人多いです。

 

反対に、ステージが低く、リンパ転移のない人が、数年で再発という声を聞くことがあります。

私から思えば「どうして・・・」ですよね。

だって、再発の心配なんて普通はしなくてもいいステージで、こういう人は大抵温存手術ですむ、がん細胞の広がりの無い人です。

素人の私でさえ、手術して腫瘍を取ってしまえば、再発なんてしないよ、って軽く考えます。

でも、再発はするのです。

 

乳がんは全身癌で、再発をしたら、肺でも肝臓でも薬で対処するのみで、手術の適用はありません。

それ以上悪くならないように治療しながら、がんと共存するっていう、QOLを大切にする方法がとられます。

生存率は、10年という人もいれば、半年と言う人もいます。

が、寛解という結果はありません。

他のがんと違う点は、そこですね。

 

私は、乳がん以外にS状結腸癌を患い再発をしました。

これは全身癌ではないので、手術は出来るんですよ、勿論私も手術をし、悪いところを取ったので、今元気にしています。

 

夫のS状結腸癌は、腫瘍が破裂して腸内に飛び散ったので、他の臓器に転移はみられないけど、ステージ4に位置づけられるそうです。

やはり5年生存率は低いけれど、そんなの統計だよね。

がんは、個人の細胞変化、其々が別箇と考えたら、簡単にひとからげにまとめることは、私には受け入れられないものがあります。

 

最後に生存率って、元気でお仕事をしてる人も、痛みでモルヒネのお世話になりながら生きてる人も、寝たきりの人も同じ年数で数えます。

それもなんだかおかしいね。

 

 

Img_9842


これお隣さんのゴーヤ。

生命力っていいね、生きてるから成長します。

 

 

 

 

 

 

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乳がん」カテゴリの記事

コメント

こんにちは♪

生存率、、、難しいです、、、
重い言葉だし、簡単には言えません、、、

私は姉の事があってから考えさせられる事は、お医者さんの告知です。いくら本人の希望だと言っても、、、考えさせられます。
本人が一番辛いけど、それを見てる周りも辛すぎました。

ちるみさん、病気に負けないで頑張ろう!

またおじゃまします☆♪

投稿: かのこ | 2013年7月25日 (木) 13時07分

ちるみさん

確かに生存率、最初の頃はかなり気になりました。
どの本を読んでも同じなのに、
数冊の本を読み比べたり・・・。

ちるみさんのリンパ節転移11個は
本当にすごいですね・・・。
それを聞いたときのショックは
かなり大きかったことと思います。

でもこの8年再発されず!
人の身体って不思議だし、ガンの不思議なところです。

私もあやかりた~い。

今日は、コメダでひとりお茶中に
雨に降られ、洗濯ものが台無しです・・。


投稿: ミケ | 2013年7月25日 (木) 16時13分

ちるみちゃんお久しぶりです(*^^)v

私はもう早くも夏バテですが。

生存率、あくまでも統計上、目安ですよね。
最初の頃は振り回されたけどね。
がんは誰がなっても不思議じゃないし、
再発だって同じだし事だし、なってから考えることにしました。

今は毎日をしっかり生きる!ことが目標です♪

投稿: ふうまま | 2013年7月25日 (木) 18時34分

私も発病当時は気になりましたが、
よく見るとその統計の時期が私の
発病前だったので一寸気抜けしました。

あれから新薬も出て 生存率も上昇しています。
もっともっと出ないかなー。

その日まで頑張りますよ。

今、カープと巨人が戦っています。
しかも10対0!!!
こりゃー、免疫力もアップです。

投稿: sumire | 2013年7月25日 (木) 20時05分

かのこさんへ

かのこさんにとって、告知のことが心に残ってるんですね。
私は、先生の診察の時、一人だったけど当たり前のように言われました。
「乳がんだよ。」「S状結腸癌だよ。」
私も、動揺もせずに聞きました。

今ってそうなんです、受け止めるのが当たり前みたいです。

その時じゃなくてもっと後、悲しみがこみ上げてきました。
悲しいけど、病気は仕方がないです。
お姉さまは、辛かった、見てるかのこさんも、がんは、悲しい病気ですね。weep

投稿: ちるみ | 2013年7月25日 (木) 20時41分

ミケさんへ

私も、探しましたよ、もっと良い結果が載っている本、探したって虚しいだけなのに、望みが欲しかったんですね。
リンパ転移が多い人のブログも、毎日読み漁りました。
今ね、その時読んでたブログ無いの・・・どうしたのかしら?

私は運の良い人なのかもしれません。
今も元気だしね。

ミケさん、がんのステージなんてわからないね。
私は私、生きていくだけです。
あやかってくださいね。heart04

投稿: ちるみ | 2013年7月25日 (木) 20時48分

ふうままさんへ

ふうちゃんお久しぶり、夏バテ中ですか?

私たち、がんになった頃、やっぱりがん中心の中で暮らしてたよね。
だから仲間が欲しくて、会って話して救われて、あのころの思い出、懐かしいです。

私も今は、かなりしたたかになりました。
どっちに転んでも、なるようにしかならへんし、その時考えようなんてね。

今を生きる、いいよそれで、美味しいもん食べて、楽しい時間を過ごして、後悔だけはなくしようね。
会いたいなぁ~~~

投稿: ちるみ | 2013年7月25日 (木) 20時59分

ガンの再発もあって、精神的にはマイって
しまうと思うけれど
ちるみさんは偉いと思います。
いつかブログのお陰なんて言ってはりましたが毎日の生活の中で頑張られたのだと思います。名医ってやはり居るのでしょうか。
この先もお元気でいてくださいね。

投稿: しょこらろーず | 2013年7月25日 (木) 21時11分

sumireさんへ

野球は?
sumireさんは広島ファンだよね、生まれ故郷だもの、気分アップアップ、ついでに免疫もアップアップ、笑顔いっぱいじゃないですか。

薬は進歩するし、生存率も延びます。
私も、がんになってから、それを実感してみています。
もっと、認可して増やしてください!

そのうちに、がんなんて、やっかいだけど治る病気、そう位置付かれるといいですね。
私は、その時まで、したたかに生きるつもりだけど、なんならsumireさんも頑張って吸血蝙蝠みたく生きてみる??

投稿: ちるみ | 2013年7月25日 (木) 21時12分

しょこらろーずさんへ

私は何時も元気なんですよ。
でもね、お友達の再発なんかを聞くと、やっぱり動揺してしまいます。
同じ病気のもとで、同志なんですもん。

本当にブログ友に、私は助けられたんですよ。
どん底にいて泣き腫らして、明日も見えない生活の中から、私に笑顔をくれたのはブログ友だったの。
今でも、メチャ感謝しています。

きっと、元気でしょこらちゃんと一緒に年を取っていくよ、
頑張るよ、見ててね。happy01

投稿: ちるみ | 2013年7月25日 (木) 21時19分

わたしも、生存率はじめは振り回されましたよ。
ちょっとでもいいのはないかって、、ね
再発した時はガン研の先生に、希望が持てないこと
言われて、あー私もこれまで?!って正直思いました。

でも、こうして今、元気なのは少数派なの?
統計なんて、個人個人にしてみれば、単なる目安。
告知する時も、もっときめ細かくして欲しいね。

私は初発からだと、4年が過ぎました。
お互い生存率(他の病気や怪我も統計に入るそう)に
貢献しましょうね。

それにしても、乳がんだけが全身病って、、
やっぱり理解できない!です。

投稿: 風信子 | 2013年7月25日 (木) 23時35分

まいど(*^^)/
ホントにね、生存率ってなんだよ!って思うよね。
若い友人の一人もめっちゃおとなしい乳がんと言われ、でも、2年で肝臓に
遠隔転移してしまった人がいます。ホルモン療法の後、現在抗がん剤治療中。
友人や私のように肝臓転移だと、調べても1~2年って書いてあるし、
じじぃは1年、今の主治医は半年と言い切るような絶望的数字!
ま、じじぃと主治医の話は、治療が効かなかったら、なんでしょうけどね。
転移と聞いた時に、今こんなに元気なのに、1年後にはこの世に居ないの?
って、にわかには信じられず。今も信じてないから生きてますよ!(笑)
どっちみち、生あるものは死にますからね。
でも、「今でしょ!」ではないと。
こればっかりは流行に乗りませんよ!( ̄ー ̄)v
長く生きても、ずっと介護されっぱなしでは悲しいしね。
生きるって難しいですね(^^ゞ
ま、生存率に振り回されず、自分の体が発する信号を見逃さないで、
ストレス減らして、明るく笑って生きていくと、ちょっとは長生きかな?
頑張りましょう!(^_-)-☆

投稿: ちなつ | 2013年7月26日 (金) 10時33分

風信子さんへ

みんなそうなんでしょうね。
がんという告知がされたら、どれくらい生きられるか関心がない人なんて、少ないと思います。
先生の言葉も重いです、無視しちゃってもいいけど、そんなこと出来へんしね。

きっと少数派で、運がいいほうの部類に入ってると勝手に決めています。
でなきゃ説明出来ない、私の先生も「再発すると思ったよ。」っておっしゃったもの。

ホントね、なんで乳がんは再発すると、手術適応にならないんだろう。
告知より、再発のほうが重い言葉・・・です。
親より長生きしようね、それだけは守らないと、親不孝になっちゃう。

投稿: ちるみ | 2013年7月26日 (金) 14時47分

ちなっちゃんへ

生存率なんて気にしない、と言っても、やっぱりがんになったら無視も出来ないじゃん。
冷静な人でも、準備というか整理があるから、ある程度の目安は知りたいよね。
その期間が短いとギャフンです。
でもね、抗がん剤が効けば10年生きてても不思議はないでしょう?
そうして長生きするのも運かな。

私も、ステージで生存率は決められないような気がしています。
とくに、再発なんてないよ、100%OKとか言われても、再発する人もいるしね。

まぁいつかは、その時がきます。
どんな元気な人でも、明日のことは分かりません。
私も、「今でしょう。」は嫌ですよ。
楽しく明るく、命をまっとうします。

ちなっちゃん、スーパー元気で、野球見て、うまいもん食べて、ビール飲んで、主治医をうならせてくださいね。
地球にちなっちゃんがいるだけで、私は嬉しいよ。happy02

投稿: ちるみ | 2013年7月26日 (金) 15時08分

ちるみさん、重たい内容の記事、しっかり読ませていただきました。
生存率ってなんでしょう?
余命~年の宣告ってなんでしょう?
私は今「癌」と宣告されたら、どういう治療をしていただくか、時々考えます。
と言うのは最近こんな本を読んでしまったのです。まさに読んでしまったという表現がぴったり。(読まなきゃよかったとも思っていますから)
「余命3ヶ月のウソ」
「癌が恐ろしいのではない。癌治療が恐ろしいのです」今話題の慶応大学の近藤誠先生の書かれた本です。
他にもいろいろありますが、きっとちるみさんもこの方の本ご存知ですよね。
どう思われますか?癌体験者にこんなことをお聴きするのは大変失礼と知りながら、
今とてもお元気に明るく生きていらっしゃるちるみさんに是非伺ってみたくなりました。
お気を悪くされたらごめんなさいね。

投稿: 夢路 | 2013年7月26日 (金) 15時30分

夢路さんへ

時々、自分はがんにかかっていた、それを痛烈に思い出す日があります。
そんな日の記事、だったんです。
読んでくれてありがとう。m(_ _)m

近藤誠の本は、1冊ですが読みました。
私は、本来こういう本は好きじゃなくて、本屋に行っても開くこともないけど、実家に帰ったときたまたまありましたから、退屈しのぎにね。
そして、感動もなるほどとも思いませんでした。
この人、自分ががんになっても、抗がん剤治療を受けないのかしら?
抗がん剤は、毒であり、効くかと言ったら、はいと答えるほどでもないけど、少なくても今治療を受けてる私の友人は、効いていて、余命より長く元気に生きています。
100人に100%はきかないかも・・・でも30人はたぶん効いてくれます。
そこにかけたい、それが普通のがんを宣告された人ではないでしょうか。
後悔だけはしたくない、だから治療をするのだと思います。

面白可笑しく書くのは簡単だけど、彼のような人が医療現場にいては、新薬開発にはマイナスでしょうね。
これは、私の個人的な感想です。

気を悪くなど、まったくしておりません。
読んでいただけて、嬉しく思っていますよhappy01

投稿: ちるみ | 2013年7月26日 (金) 16時15分

ちるみさん、とても重みのある有益なお話しを聞かせて頂きありがとうございました。
妹が読んだ本のちるみさんの感想、実に私も納得です。
自分の大切な命ですもの後悔しないように最善の治療をしてもらい、できれば自然体で前向きに頑張れたらいいですね~

私達夫婦って、呑気なのか、夫が肝臓がんを患った時、生存率、ステージなど、一度も医師に尋ねたことがありません。
医師も触れませんでしたから。
ですから、夫も全く認識していなかったようです。
肝臓の半分を切り取ったくらいですから、ステージのレベルが高かったのかしら?
私は、いろんな情報に惑わされるのが嫌で、ひたすら心から信頼する担当医のおっしゃることのみ信じてきました。
何を食べてもいいと、言われているので、その点も神経は余り使っていません。
夫婦そろって、病気に対して割とおおらかで呑気です。
たまたま運がいいだけか、今のところ、再発の兆候はなく、肝臓の数値もいいようです
ちるみさんの場合、治療効果のみならず、、ちお人柄の明るさが、病気の免疫力を高めているのは事実でしょうね~
私は、がんを宣告されたら、自分がどうなってしまうか、想像もつかず、自信も全くありません。
きっと自分を励ますために、ちるみさんのブログを穴があくほど読ませていただくかもしれませんね~
お母様と同じように、いつまでもいつまでもお元気で、長生きして下さいね。
余ほど多忙な時を除いて毎日お訪ねし、応援させて頂いています。
今後も楽しみにしています。

投稿: かれん桜 | 2013年7月26日 (金) 21時03分

かれん桜さんへ

読んでくださってありがとうございました。
近藤誠氏の本は、中身に内容もないのに、同じような本をいっぱい出していますが、がん患者さんに受け入れてもらっているかは疑問です。
私もパスね。

生存率とかステージは、言わない先生もおられます。
かれん桜さんのご主人は、リンパ転移、他の臓器に転移がないのなら、ステージ2ですよ。
肝臓は大きいので、場所によっては大きく切るけど、そんなに心配はないと素人の私は思います。
あくまでも素人の、ですけどね。happy01

初めて告知をされれば、どんな方だって動揺はします。
がんのイメージは、死に結びついていますものね。
でもね、今は意外に長く生きられるんですよ。
それも、医療の進歩だからで、抗がん剤を拒否したら、余命は明らかに短くなると思います。

もしその時は?
そんな事起こらないほうがいいけど、どうぞ私のブログで元気になってください。
ステージ3でも、長生きしてる証拠を私の元気な日々で受け止めてください、力が湧いてきますよ。heart04

投稿: ちるみ | 2013年7月27日 (土) 10時31分

ちるみさんこんにちは♪
生存率はやっぱり気になります。
ドクターからステージは聞かされましたが生存率の事は言ってなかったです。
きっと生存率って確かなものじゃないんでしょうね。
それでも気になってネットで調べちゃいましたよ(汗)
5年後、約50%。。。やっぱり気になります。
同じ5年でも元気で過ごすのと寝たきりで過ごすこともありますよね。
とりあえずの目標5年「元気に」過ごすことです。♪

お孫さんが遊びに来てくれるのですか、楽しみですね。
楽しい夏休みになりますようにhappy01

投稿: tomuta | 2013年7月27日 (土) 17時32分

tomutaちゃんへ

こんばんわ♪

元気にしてる姿は、ブログを読んで知っていましたよ。
なんてたって、免疫がメチャ上がるアツシ君に会えたんだもんね。

生存率、誰もが初めは気になるものですね。
5年生きれば・・・10年・・・
取りあえず5年、元気でそこまでは生きたいです、そして次は10年ね。
tomuちゃんを見てると、普通に元気で楽しくくらしているから、もう心配など必要ないようにも思うけど、こればっかりは油断大敵だもんね。
貴女には、アツシ君がお薬ですね。

ハイ、私が行けないでいるので、向こうから来てくれるそうです。
久しぶりの孫ご対面、楽しみです。happy01

投稿: ちるみ | 2013年7月27日 (土) 19時55分

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